栗悟飯とカメハメ波

「はろー」

「助手か。俺だ」

「なんだ、間違い電話か」

「なにを言っている。俺だ、鳳凰院凶真だ」

「私は助手なんて名前じゃない。あと、あんたも鳳凰院凶真なんて名前じゃない」

「ならばこう呼ぼう。栗悟飯とカメハメ波」

「んなっ・・・・・・!?」

電話の向こうで、ガタガタと物音がした。

「な、なんで知ってんのよ!?」

「俺がタイムリープする前、お前は涙ながらに告白したのだ。”私はねらーでニコ厨で、安価で自分のおっぱいうpしたりする女ですが、それでも助手でいさせてくれますか?”とな」

「無論、俺はこう答えた」

「”お前がねらーでニコ厨で、安価で自分のおっぱいうpしたりする女だろうと、ラボメンであることに変わりはない」

「これからも俺の助手でいてくれて構わない。だから涙拭けよ”とーー」

「今すぐVIPにスレ立ってして、安価でおのれの個人情報を暴露してやる。それがイヤなら口から出任せはやめろ」

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